実家が農家だったこともあり、植物を育てる事に興味がありました。その中で品種改良をする種苗会社の存在を知り、大和農園の事を知りました。他の種苗会社とは違い大和農園では商品開発を一から全て自分で出来ると聞き、とてもやりがいがあると感じ入社することに決めました。

私はブリーダーとしてスイカの品種開発をしています。開発した品種を産地に普及するために、日本中の産地に積極的に訪問も併せて行い、そこで得た情報を基に育種を進めることで生産者の要望に応える次世代品種の開発に繋げています。

ブリーダーとしての一番のやりがいは自分で一から開発した品種が産地で評価された時です。今まで見向きもされなかった品種がJAの指導員や生産者に評価された時にこの仕事をやってて良かったと一番感じる瞬間です。

近年の異常気象によって、病気(炭疽・うどんこ)によって収穫出来ない果実が増えて来ました。一人のブリーダーとして生産者の為に、果実品質が良い耐病性品種を開発することがスイカ産地への貢献になると思い、これまで以上に強く進めていきたいと思っています。